隅田屋米のこと

味わいのひみつ

生育の見極め

お米が生きる気候風土を読む

創業以来受け継がれてきた稲を読む業。それは春と夏の日照時間の違いから感想を招く最高温度や風向き、昼夜間の温度差、水の温度など、さまざまな要素が複雑に絡み合った状態を読みとく技術と知恵です。隅田屋が考える味を実現できる土壌や水質、環境に合ったお米の中からさらに厳選し、毎年つかうお米を変えています。

配合の黄金比

いま最高の組み合わせ

隅田屋が考える美味しいお米は、お米本来のうまみを追求しつつ、他のおかずの味を邪魔せず、引き立たせることができるお米のこと。そのために隅田屋は、香り、味、粘り、食感、外観の5つの項目で、“その時”最高のブレンドを行っています。白く大きな粒で、炊き上がりの芳醇な香りと適度な甘みがあり、爽やかな粘りが特長です。

古式精米製法

ゆっくり、じっくり

精米には、代々受け継がれてきた大型循環式精米機を使用しています。お米同士の摩擦によって外皮を削る研削から、研磨、仕上げ、磨きという工程でできあがります。お米との対話を通して、水分、表皮の硬さ、精米時の温度や湿度などを総合的に判断。ゆっくり、じっくり外側だけを削り、お米本来の香りと旨味をしっかりと残しています。

想いをこめて

最後の作業は、おいしく食べてもらいたいという想いを込めて、ひとつひとつに封入します。厳選吟味された、隅田屋のお米をお楽しみにください。

隅田屋の格付け

隅田屋では、お米の味を5種類
【香り】【甘み】【ツヤ】【姿形】【食感】
に分け、そのバランスで隅田屋米の配合を考えています。ここでは、その5つの個性ごとの格付けをご紹介します。自分好みの配合を考える参考にしてみてください。

全国 お米の格付けマップ

格付けについて

平成25年度産お米は記録的な猛暑の夏を回避できた地域や寒暖差の大きかった地域で良食味米が育ちました。全国的な作況は良いものの食感や香りに影響の出た地域も多く、最高温度や登熱期の温度等により県内でもばらつきが出ました。比較的高知や水の冷たい地域、高温障害対策を行った地域から良いものが見られました。

香り

良いお米の香りは食べた時に鼻から抜け、雑味のない甘さを感じることができます。玄米を古式精米製法で皮の表皮を削ると芳醇な香りが引き立ちます。25年産米は山形のコシヒカリや長野のコシヒカリが良い香りになっています。

甘み

良いお米の香りは食べた時に鼻から抜け、雑味のない甘さを感じることができます。玄米を古式精米製法で皮の表皮を削ると芳醇な香りが引き立ちます。25年産米は福島のコシヒカリや宮城のひとめぼれが良い香りになっています。

ツヤ

しなやかなツヤと適度な弾力があり、白さが際立つものを厳選しています。新品種にはツヤや白さが目立つものも多く、25年産米は佐賀のさがびより、山形のつや姫が見惚れるツヤに仕上がりました。

姿形

適度に太く、粒揃いで綺麗な白さのものを厳選しました。最近の新品種は粒が大きい傾向にありますが粒の大きさと太さのバランスが重要となります。25年産米は千葉のコシヒカリ、岩手のひとめぼれが良いバランスになりました。

食感

口の中で噛んだとき、適度な弾力と歯からはなれづらいもっちもち感を重視して厳選しています。25年産米は宮城のひとめぼれ、福井のコシヒカリが見事な弾力でした。

※どの品種も、年産によってそれぞれの特性の仕上がりが違いますので、ご注意ください。

格付けについて

平成24年度産お米は全体的に豊富な日照時間と適度な降水にも恵まれて概ね良好であり収穫高や作況も順調で豊作と言える状況でありました。隅田屋では田植えや収穫時期のタイミングがベストマッチングでした山形県から福島県、宮城県に渡るベルトラインに注目、新品種や田植え時期の調整等高温障害対策が成功した九州南部から北部にかけても良食味産地から良い物が取れました。

香り

良いお米の香りは食べた時に鼻から抜け、雑味のない甘さを感じることができます。玄米を古式精米製法で皮の表皮を削ると芳醇な香りが引き立ちます。24年産米は山形のコシヒカリや佐賀のさがびよりが良い香りになっています。

甘み

良いお米の香りは食べた時に鼻から抜け、雑味のない甘さを感じることができます。玄米を古式精米製法で皮の表皮を削ると芳醇な香りが引き立ちます。24年産米は山形のコシヒカリや佐賀のさがびよりが良い香りになっています。

ツヤ

しなやかなツヤと適度な弾力があり、白さが際立つものを厳選しています。新品種にはツヤや白さが目立つものも多く、24年産米は山形のつや姫、北海道のゆめぴりかが見惚れるツヤに仕上がりました。

姿形

適度に太く、粒揃いで綺麗な白さのものを厳選しました。コシヒカリではない品種の方が粒が大きい傾向にありますが粒の大きさと太さのバランスが重要となります。24年産米は北海道のゆめぴりか、山形のはえぬきが良いバランスになりました。

食感

口の中で噛んだとき、適度な弾力と歯からはなれづらいもっちもち感を重視して厳選しています。24年産米は北海道のゆめぴりか、新潟のコシヒカリが見事な弾力でした。

※どの品種も、年産によってそれぞれの特性の仕上がりが違いますので、ご注意ください。

格付けについて

平成23年度のお米は、充分な日照時間と多くの雨で生育、収穫ともに良い年でしたが、全国的な記録的猛暑によって品質面に影響が出た年でもありました。そのため隅田屋では、比較的高地で昼夜の温度差がある産地「長野県佐久浅間」や「北信州みゆき」、雪解け水が夏の猛暑を和らげた産地「山形県真室川」や「庄内平野」に注目。また涼しい北海道や登熟期の遅い九州産や新潟の晩成米にもいいものが見られました。

香り

よいお米の香りは食べた時に鼻から抜け、雑味のない甘さを感じることができます。硬いお米ができる北陸や日本海沿い産の玄米を、古式精米製法で圧力を強めにかけ、硬い表皮を削り込むと芳醇な香りが引き立ちます。23年度産米は作付時期を調整し、フェーン現象の影響を回避できた富山県や石川県産が良い香りになっています。

甘み

喉を通した後、余韻で甘みが感じられるような甘みの強いものを選んでいます。東北産地の柔らかめのお米には、甘みが強い傾向があります。ただ、甘みが強すぎると香りに雑味が出てしまうため、配合する際にはバランスが難しい領域です。23年度産米は、新潟、山形、秋田の日本海側産地の甘みが強く良い味に仕上がっています。

ツヤ

しなやかなツヤと適度な粘りがあり、白さが際立つものを厳選しています。コシヒカリやその系統品種はその良さがよく出ます。昼夜間の温度差があり、低水温地域の粘土質の多い土壌で育った水稲は、粘りが強く出る傾向にあります。ただし粘りすぎは食感が悪くなり、香りも雑味が出やすくなるので禁物。23年度産米は夏のピーク時の気温が高く、ツヤや粘りにも影響が出ました。比較的標高が高く、水の冷たい長野県北信地区や山形、秋田、岩手が良い仕上がりです。

姿形

適度に太く、大きいもので白さが際立つものを厳選。コシヒカリよりひとめぼれやヒノヒカリが、粒が大きい傾向があります。また白さが際立つ品種の代表格がコシヒカリです。23年度産米は5月から全国的に天候にも恵まれ、概ね外観は良く仕上がっています。ただし秋に長雨があった東北地方太平洋側は、害虫被害粒が見られます。

食感

口の中で噛んだ時、適度に歯から離れづらいもちもちの食感を重視。固めで炊くともちもち感は感じやすくなりますが、その分粘りが抑えられてしまいます。やはり東北のコシヒカリ系統のお米は、食感が良いとされています。23年度産米はツヤの出来と同様、比較的標高が高く水の冷たい長野県北信地区や山形、秋田、岩手が良い仕上がりになっています。

※どの品種も、年産によってそれぞれの特性の仕上がりが違いますので、ご注意ください。

お取り扱い店舗

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